英語がなかなか話せるようにならないと悩む人もいれば、驚くほど短期間に英会話が上達する人もいます。
「こんなに時間をかけて勉強しているのに英会話が上達しない」と悩んでいる人は少なくありません。
英会話の才能があるから英会話が短期間で上達する、というわけではありません。英会話を短期間で習得している人は、自分に合った学習方法のコツをつかんでいる可能性があります。
英会話の習得に挫折してしまう前に、自身の学習方法を見直してみて下さい。この記事が、英会話の上達にきっと役立つはずです。
1.なぜ?あの人は英会話が短期間に上達する?!
英会話ができるようになる時間に差があるのは、一体どうしてでしょう?
英会話が短期間で上達する人の学習法には、次のような共通点があります。短期間で英会話を身に付けたいなら、ぜひチェックしてみてください。
学習効果の高い勉強法を知っている
学習効果の高い勉強法は、人それぞれ異なります。短期間で英会話を習得するには、自分にとって最も学習効果の高い勉強法を知っていることが重要です。どんなに時間をかけて勉強しても最終的に頭の中に残らないなら、勉強法を見直す必要がありそうです。
単語を覚える方法は、何度も書いて覚えたり、声に出して何度も発音して覚えたり、単語の意味や用法をイメージしながら覚えたり、人によって効率がいい方法はさまざまです。本や動画、音声など、英語学習に使用する教材にも、人それぞれ好みがあるでしょう。
英語学習は、単語や文法を覚えるという地味な学習を避けて通れません。地道にコツコツと積み重ねていくことが重要です。だからこそ、自分にとって学習効果の高い学習法で勉強を続けましょう。そして、目に見える効果をできるだけ早く得ることがモチベーション維持に非常に重要です。
勉強方法には向き不向きがあり、その人に合う学習方法はさまざまです。自分にとって最も負担が少なくてしっくりくる勉強法を知っていると、より短い期間で英語を身に付けられるはずです。まずは、自分が最も集中できる勉強方法を見つけましょう。
英会話をアウトプットする機会がある
英語学習では覚えた単語や文法をアウトプットすることが重要です。覚えた単語や文法を使って文章にし、気持ちや考えを伝えるためには、アウトプットの機会が数多くあるといいでしょう。単語や文法を勉強してもなかなか覚えられないという方は、アウトプットを積極的に取り入れるのがおすすめです。
アウトプットの方法は、会話だけではありません。ライティングやスピーキングもアウトプットの一種です。和文を英文に訳したり、自由に英作文をしたりするライティングでは、自分の間違いをはっきりと目で見て把握できるので、弱点を見つけやすいです。
ライティングした英文を声に出して読み上げるスピーキングも、アウトプットの一種です。慣れてきたら徐々に複雑な文章を読み、お題を決めて話す練習に進んでいくのがおすすめです。話す練習では、毎回制限時間を設けて実際の所要時間を計測すると、成長を可視化でき、モチベーション維持につながります。
練習時間の確保ができている
英語の上達が早い人は、英語のインプットとアウトプットに必要な練習時間を十分に確保できている人です。
日本人が英語を習得するのに必要な時間は2,200時間ほどと言われています。そのうちおよそ1,000時間は中学と高校の英語学習でクリアしているため、大人が英語を学ぶのに必要な時間は1,000時間ほどが目安です。
1年間の学習で1,000時間を達成するには1日3時間、2年間なら1日1.5時間は学習する必要があります。
1日のうち3時間、まとまった時間を取るのは難しいですが、3時間を6回に分けて確保すれば1回あたり30分です。スキマ時間を活用すれば、継続できそうな時間ですよね。飲み会や残業などでスケジュール通りにいかないときは、土日に学習時間を多く取るなどして調整すればよいのです。
まずは自分のライフスタイルを見直しスキマ時間を見つけて英語学習を習慣化し、インプットとアウトプットしながら英語の練習をスタートしましょう。
日本語を介さず英語を学んでいる
単語の意味や使い方を覚えるには、英文をたくさん読むのがおすすめです。その際、できるだけ日本語を介さないようにするといいでしょう。
使用頻度の高い単語はさまざまな文章に頻繁に出てきます。無理に覚えようとしなくても、英文を読んでいれば自然に覚えることができます。単語帳を使って覚えるよりも自然に語彙力を増やせます。
英文を読むときに意味がわからない単語が出てきたら、英和辞書のような日本語を介す辞書をできるだけ使わず、前後の文脈から意味を推測して読み進めます。
日本語の本を読んでいて知らない単語が出てきても、わざわざ辞書を引かないのと同じです。前後から意味を推測できたり、文章全体の意味を理解したりするためにその単語の意味がわからなくても不都合がなければ、調べることはしないでしょう。それと同じです。
辞書を引くなら、英英辞書を使うのがおすすめ。英単語を英文で説明しているため、英語独特のニュアンスや言い回しなども学べます。
2.英会話上達の学習ステップ
初めからネイティブとの会話にトライしたり聞き流すだけの教材を購入しても、英会話はすぐに上達しません。英会話の上達の近道は、学習ステップを1つずつ進めることにほかなりません。
この項目では、英会話上達に向けて踏むべきステップを紹介します。
目的・目標の設定
英語学習を始めるにあたり、まず、英会話を上達させる目的やゴールを決めます。学習の目的やゴールが曖昧ではモチベーションが続かず、挫折しやすいです。目的が明確になれば、その目的に向けて、教材やアプリなどを選びやすくなります。
“・ビジネスシーンで役立つ英語力を身に付ける
・2年以内に日常会話ができるようになる
・留学できるだけの英語力を習得する”
このような具体的な目標を立てるところから学習をスタートすれば、英語学習をスムーズかつ効果的に進められます。
発音を学ぶ
英会話で最も重要なのは「発音」です。発音は英会話の基礎中の基礎ですから、スピーキングの練習の前にしっかりと身に付けておくべきです。
発音を学ぶことは、自分の英語学習にも役立ちます。正確な発音が身につけば、聞き取る力も養われ、これから始めるリスニングやスピーキングの学習をスムーズに進められます。
これから英会話を学び始めるのに何から始めるべきか悩んでいるなら、発音の学習から始めることをおすすめします。英語の母音・子音、発音記号、音声変化など、英語独自の音を正確に認識するために必要な知識を身に付けるところからスタートするといいでしょう。
アウトプット重視で英会話の土台を作る
英会話は、学習を通じてインプットした知識をアウトプットすることで定着します。アウトプットする際にインプットした知識を使って、英会話の土台を築いていきます。
スピーキングやライティングなどのアウトプットをしてみて、難しさや不安を感じたら、インプットの量が足りていないかもしれません。
英単語・文法の理解
実践的な英会話の練習に取り組む前に、英単語を覚えて語彙力を高め、文法を理解しておくことは、とても重要です。アウトプット重視の土台づくりと並行して、英単語や文法の知識をインプットしていきましょう。
英単語や文法の学習は、インプットとアウトプットを繰り返すとより定着しやすくなります。実際の英会話でインプットしたことをしっかりと役立てられるよう、使える単語や文法の知識を増やしていくことがポイントです。英単語を覚える際には、使い方や例文とセットで学ぶと、使える単語数を着実に増やせるはずです。
繰り返しアウトプットして改善する
英会話の上達には、英語を話す絶対量を増やすべきです。アウトプットを繰り返せば、語彙力が足りない、発音に不安があるというような自分の弱点が見つけやすいです。弱点が見つかったら、インプットする学習に立ち返り知識を補います。
まだ英語に慣れないうちは、一人で会話をする時間を増やすだけでも効果的です。英語を声に出して発する時間を増やせば、英語を話す絶対量はグンと増えます。
英会話スクールに通えばネイティブの先生とマンツーマンで会話でき、集中してアウトプットできるような印象がありますが、実はあまり話す時間は長くありません。会話のほとんどのシーンでリードするのは先生ですし、とっさに言葉が出ない時には手振り身振りで乗り切れてしまうこともあるからです。それでは、会話としてアウトプットした絶対量は少ないですよね。
アウトプットの絶対量を増やしたいなら、一人で会話する時間を増やすのが効率的です。インプットとアウトプットを繰り返し、自分の英会話力を改善し、伸ばしていきましょう。
3.自分に合う英会話学習を選択することが上達の近道
ここまで、英会話の勉強法、練習時間、学習時間、学習ステップについて解説してきました。この項目では、具体的な学習方法についていよいよ説明していきます。
英会話学習には次のような方法があります。
“・英会話スクール
・オンライン英会話
・英会話学習アプリ
・AI・VRの学習ツール”
こうした学習方法の中から、自分に合うものを選ぶことが上達への近道です。どの学習法が自分に合っているか見つけるのに、この記事がきっと役立つはずです。
英会話スクールに通う
英会話スクールの講師には英語のネイティブスピーカーが多く、日本にいながら本場の会話に触れられるのが最大のメリットです。レッスンの日時や時間が明確なので、英会話を練習する機会を確実に得られ、講師と対面して話せるのも魅力的です。
ただし、スクールに行かないと学べないため、通学に時間がかかる、平日は忙しくて通えないという人には、継続しにくいというデメリットがあります。レッスン料も比較的高めです。また、いきなり人前で英語を話すのは恥ずかしいという方には、ハードルが高いでしょう。
オンライン英会話で学ぶ
ネット環境やスマートフォンの普及により、手ごろな価格で受けられるオンライン英会話が登場しています。
一人で学習していると、発音や言い回しにクセがついたり、無駄なことを繰り返したりしていて、結果として遠回りになっていることがあります。独学の場合は、わからないことを質問する相手がいないため、つまづいたときにそのまま挫折してしまう人も少なくありません。
オンライン英会話の中には1レッスン1,000円前後で受けられるレッスンもあるため、初心者でも取り組みやすいです。オンラインとはいえ対面なので、わからないことを聞きやすいです。移動の必要がないため、忙しいビジネスパーソンでも受けやすいです。
英会話学習アプリで会話練習をする
スピーキング練習アプリのような、英会話学習アプリを活用する方法もあります。場所や時間を問わず一人で会話練習に取り組めますし、英会話スクールやオンライン英会話に比べ、費用を大幅に抑えることができます。場所も時間も問わず、自分のタイミングのいいときに会話の練習ができるため、忙しい社会人にとって取り組みやすいです。
AI・VRの学習ツールで繰り返しアウトプット
テクノロジーの進歩によって生まれたのが、VRを使った英会話学習です。目標とする英会話レベルへの到達を目指し、AI人物との会話型トレーニングを通じて、会話を練習します。AIによる客観的な評価で改善点が明確にわかり、学習効率がよく、スピーディに英会話が身につきます。
オフラインの英会話教室やオンライン英会話では生身の英会話講師とレッスンしますが、AI・VRの学習ツールではAI人物と会話するため、講師への余計な気遣いは必要ありません。VRでの学習なので、予約等の手続きもいりません。24時間いつでも自分の都合のいいときに、自宅で練習できます。
AI人物との会話型トレーニングなので、「理解できなくて恥ずかしい」「間違えたらどうしよう」というような心配はしなくて大丈夫。自分のペースで集中して練習できるため、たっぷりとアウトプットできます。AI・VRを使った学習ツールは、英語学習の習慣を身に付け、自分のペースで効率よく学びたい方におすすめの学習方法です。
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