洋楽で楽しく英語学習!効率的な学習方法とおすすめの曲を紹介

さまざまな英語学習法がある中で、洋楽を英語学習に取り入れる人はとても多いです。

ある実験で、英語に苦手意識をもつ大学生を対象として、洋楽を用いた英語学習を行ったところ、リスニング力向上に一定の効果が見られたそう。

そこで今回は、洋楽の英語学習における効果や、英語学習におすすめの洋楽、効率的な学習方法などについて解説します。

1. 洋楽で英語学習を行うことで得られる効果

洋楽を用いた英語学習は、英語力を高める効果はもちろん、英語を学ぶ上での土台作りにも大いに活躍してくれます。

洋楽で英語学習を行うことによる大きな効果は、以下の3つです。

・英語の音に慣れることができる
・英語を親しむ環境に入りやすい
・英語脳を作れる

これらの効果について考えてみましょう。

英語の音に慣れることが出来る

実際に洋楽が好きな人の中には、実感している人も多いのではないでしょうか。
英語は苦手だけれど洋楽が好き…という場合、自然と洋楽の歌詞やその内容が頭に入ってきます。

無理なく英語に慣れることができるのは、洋楽を英語学習に用いる最も大きなメリットです。
また、洋楽にさほど詳しくない人も、ヒット曲は繰り返し聴くことが多く、英語が身近になります。
「これは英語学習だ」と思わず、気楽に英語を取り入れられるのも洋楽ならではの良い点です。

英語を親しむ環境にすぐに入れる

洋楽を聴くことは、スマホやインターネットが普及してからとても簡単になりました。
音楽配信サイトでは好きな洋楽をいくらでも聴くことができますし、動画配信サイトでもレーベルが洋楽のプロモーションビデオを無料で数多く配信しています。

特にプロモーションビデオの場合、歌詞が字幕で表示されるものもあるので一石二鳥です。
インターネットがあれば、いつでも手軽に洋楽を聴くことができるので、英語に親しむことができる環境をすぐに整えられます。

英語脳を作れる

英語を苦手意識なく、手軽に聴くことができれば、自然と「英語脳」を養えるのも、英語学習効果が期待できるもののひとつです。
洋楽は同じフレーズが繰り返しされるものが多いので、自然と英語が刻まれ、身についていくのです。

車の中で洋楽を聴いているとき、一緒につい口ずさんでしまうことがありますが、それは英語脳に近づいている証拠。
英語が苦手、学生時代英語の成績はよくなかったという人も、洋楽だと自然に英語が頭に入っていくのです。

2. 洋楽を聴くことで身に付く英語力とは

では、実際に洋楽を聴くことでどんな英語力が身につくのでしょうか?

曲やジャンルによっても違いがありますが、主に期待できる英語力は以下の3つです。

・リスニング力
・語彙力
・スピーキング力

リスニング力

リスニング力とは、英語を聞いて理解する力のこと。
聞く力というと「ヒアリング」をイメージする人もいると思いますが、ヒアリングは「聴力」的な意味合いが強いです。

洋楽を繰り返し何度も聞くことで、自然と耳が慣れてなんと発音されているかがわかるようになります。
意識的に聴くことももちろん大切ですが、「今から英語学習をするぞ」と意気込まなくても、通勤中やふと時間が空いたときに聴くだけでも、自然と英語が頭に入ってくるから不思議です。

語彙力

数ある洋楽は、歌詞でさまざまな表現をしています。
洋楽をたくさん聴くことで英語表現への理解が深まり、自然と語彙力が上がります。

相手が何を言っているのか理解できても、その返事を自分の言葉で伝えられないと、スムーズなコミュニケーションを取ることができません。
使える語彙を増やすことは、それだけコミュニケーションの幅が広がるということ。
洋楽を用いた英語学習では、比較的理解しやすい単語をたくさん耳に入れることができるので、英単語を覚えるのが苦手な人にぴったりです。

スピーキング力

洋楽を自分でも歌うことで、自然と発信する力「スピーキング力」が身につきます。
洋楽を聴きながら何気なく口ずさむことも、英語学習のアウトプットをしているのと同じです。

そう考えると、洋楽を用いた英語学習は、とても身近で取り組みやすいものだと思えてきますよね。
洋楽の歌詞には、セリフが入っている曲もあるので、日常会話で使用されるフレーズを身につけられることも。

また本場の発音を繰り返し聴くことで、発音も身につきます。
いろいろなアーティストの曲を聴けば、それぞれの発音のクセのようなものも理解できるので、さまざまな発音を身につけることができます。

3. 洋楽で英語を学習するポイント

洋楽を用いて英語学習をする際に、抑えておくべきポイントを以下にまとめました。

・自分が好きな曲を繰り返し聴く
・歌詞を見ながら曲を聴く
・好きなフレーズを一緒に使う

自分が好きな曲を繰り返し聴く

英語を学ぶ上で、「繰り返す」ことはとても重要です。
自分の好きな洋楽を繰り返し聴くことで、発音を理解したり、単語力や文法力の向上につながります。

いろいろな洋楽を聴いて、英語のバリエーションを増やすのもよいのですが、繰り返し聴いてその曲に詰まっている英語を習得してから、ほかの曲を聴くほうが効率的です。
好きな曲であれば、抵抗なく何度も繰り返して聴くことができるので、まずは自分が好きな曲を選んで聴き込みましょう。

歌詞を見ながら曲を聴く

歌詞を見ながら聴けば、歌詞の内容が聞き取りにくい場合もスムーズに理解できます。
耳で発音やフレーズを覚えたと思っていても、実は間違った発音を覚えてしまっていた…ということもあるので、歌詞を見ながら聴くことはとても重要です。

音楽配信アプリでは、曲に合わせて歌詞が流れるように表示されるものもありますので、そのようなアプリを活用するとどの部分でなんと歌っているのかがスムーズに理解できます。
カラオケに行って洋楽を歌えば、こちらも歌詞と曲が連動しているので英語の理解につながりますので、お気に入りの曲があればぜひカラオケで歌ってみましょう。

好きなフレーズを一緒に歌う

英会話学習の上で、「アウトプット」もとても重要です。
好きなフレーズを一緒に歌うことで、自然に英語を発することができます。
もちろん、すべての歌詞を歌えるようになればその分、英語力は上がります。

まずは無理なく英語を発するというとことから始める場合は、好きなフレーズから歌うのがおすすめです。
特にサビの部分は、意識的に聴いていなくても、CMやお店のBGMなどで耳にすることが多いので、覚えやすく歌いやすいです。

4. 洋楽で英語を学習する人にぴったりな曲8選 

ここで、英語学習におすすめの洋楽を8曲ご紹介します。

I Want It That Way (Backstreet Boys)

「I Want It That Way」は、高めの声ではっきり歌っているので英語の発音を理解しやすい1曲です。

またサビの部分など、フレーズが繰り返される箇所が多いので、何度も聴くことで単語やフレーズを覚えられます。

世界的にヒットした曲ということもあり、1度は聴いたことがあるという人も多いはず。

誰もが聴きやすく、英語学習におすすめです。

Hero (Mariah Carey)

スローなテンポで流れる「Hero」も、発音を聞き取りやすく英語学習におすすめです。

歌詞が表示されるカラオケで歌う人も多く、実際に英語学習に取り入れている人もたくさんいます。

難しい単語が使われいないので、英語初心者の人が取り掛かるのに適しています。

Honesty (Billy Joel)

世界的な名曲である「Honesty」も、早すぎないテンポが聞き取りやすい洋楽のひとつ。

世代を超えて親しまれている名曲なので、年齢を問わず洋楽の英語学習に取り入れやすいです。

メロディがわかりやすいので、歌いやすいのもポイント。

カラオケで歌ったことがあるという人も多いのではないでしょうか。

この時代音楽は、洋楽も邦楽も歌詞やメロディがシンプルなので、英語初心者の人におすすめです。

Let It Go(Idina Mezel)

「アナと雪の女王」のテーマソングとして広く知られている曲です。

アナ雪では日本語で歌われていましたが、原曲は英語。

メロディや日本語の歌詞を理解している人が多いと思われますので、英語学習に取り入れやすいのではないでしょうか。

こちらの曲も同じフレーズが繰り返されている箇所が多く、英語が頭に入りやすいです。

聴いていて元気な気持ちになれる点も、英語学習にぴったり。

See You Again ft. Charlie Puth (Wiz Khalifa)

よりたくさんの単語やフレーズを習得したいという人におすすめの洋楽「See You Again ft.」。

こちらも世界的ヒット曲で、1度は聴いたことがあるという人も多いと思います。

使用されている英語は高校生レベルですが、ラップの部分は英語が詰まっているので、英語学習としては中級レベルの人におすすめです。

高校生レベルといっても、学校の英語では出てこなかった表現も多いので、基本をマスターして新たな英語を学びたいという人に向いています。

My Heart Will Go On (Celine Dion)

セリーヌ・ディオンといえばこの曲」というほど有名なので、誰もがご存知でしょう。

タイタニックのテーマソングで、リリースから20年以上経っているというのに、今も日本のカラオケで歌われる洋楽のトップに君臨しています。

こちらの曲は、ご存知の通りテンポがゆっくりで、難しい単語もさほど使われていません。

初心者が英語学習に用いる曲にぴったりです。

サビの部分が後半で繰り返されるのも、自然と英語が頭に入るのでいいですね。

Sugar (Maroon 5)

Maroon5の曲は、発音がはっきりしていてわかりやすいものが多いので、英語学習におすすめです。

「Sugar」はメロディが単調なので覚えやすく、歌いやすいのでアウトプットにも適しています。

歌詞の中には中学英語で重要になる表現が使われていて、基本をしっかり抑えることができます。

Maroon5はほかの曲も発音が聴き取りやすく、日本人に馴染みのあるメロディのものが多いので、ぜひいろいろ聴いてみてはいかがでしょう。

What Makes You Beautiful (One Direction)

こちらの曲では、日常会話によく用いられるフレーズがたくさんあるので、日常会話を習得したい人におすすめです。

サビの部分が聴きやすく歌いたくなるテンポなので、まずはサビの部分から覚えてもいいかもしれません。

日本で人気のあるボーイズグループなので、楽しみながら英語学習ができるでしょう。

5. 効率よく英語を身につけるならVRスマート・チューター

洋楽を用いた英語学習は、低コストでマイペースに進められる点がメリット。

しかし質疑応答など、英語でのコミュニケーション力を養う上では少し心もとないかもしれません。

マイペースに英会話で行うコミュニケーション力をつけた人には、「VR英会話」のスマート・チューターがおすすめです。

スマート・チューターは、VR機器を装着してその場にいるようなシチュエーションで英会話を学習できます。

ビジネス英語を中心に学ぶことができる、最先端で画期的な英会話学習方法です。

AI人物といつでも、繰り返し英会話の練習ができる

スマート・チューターでは、VRに登場するAIとコミュニケーションを取りながら英会話のレッスンを行います。

ただ質問に対して回答するだけではなく、「今のところがうまく発音できなかった」と思ったら、その場で一時停止をして繰り返し練習することが可能。

頭にしっかりフレーズが刻み込まれるまで、練習を重ねることができます。

AIの登場人物はたくさんいて、自分が必要とするシチュエーションでのレッスンができるのも魅力。

外国人の取引先と取引を行うときに使われる英語、外国人の動力とコミュニケーションを取る際に必要な英語など、「どんなビジネス英語を学びたいか」に合わせてコースを選択できます。

もちろん、そのコースを修得したら、次に別のコースに変更することもできるので、より幅広いビジネス英語を学べるのです。

AIがリアルタイムに英語力を分析・評価

スマート・チューターでは、基本的にAIを相手に1人で英会話学習を行います。

けれど、発音やアインタクトのフィードバックを実に細かく受けることができるのです。

アウトプットしたフレーズの発音が悪いところを教えてくれて、その場でもう1度発音すると、改善された部分も教えてもらえます。

また、VRを通して目線がどのように動いているかもチェックされるので、コミュニケーション力もチェックでき、より実践的なビジネス英語を学べます。

学習フォローの充実

レッスンの相手がAIだけだと不安な人、英会話学習についてもっと深く相談したい人に向けた、学習フォローも充実しています。

必要に応じて人間の講師とレッスンをすることが可能ですし、コースの変更や学習におけるアドバイスをアドバイザーから受けることもできます。

また、学習の中で行われた発音テストの結果はランキング表示されます。

「もっと頑張らないと」というモチベーションにつながりますし、頑張っている人がいると思うとやる気が出てくるものです。

マイペースに学習できるけれど、まるっきりの1人ではないというバランスのよさが、より効率的な英会話学習を実現します。

6. 「楽しく英語学習」が重要!自分に合った英会話学習法を見つけよう

洋楽を用いた英語学習は、「洋楽が大好き」というわけではなくても取り入れやすいというメリットがあります。

勉強しようと意気込まなくても自然に英語が頭に入ってくるので、苦労を感じることなく学べる点も魅力です。


このように、英語を楽しく学ぶことは、英語力向上のためにもっとも重要な要素だといえます。

スマート・チューターも、ゲーム感覚で楽しく英会話学習ができる画期的なツールです。

英語学習にはその人それぞれに合った方法がありますので、楽しく学べて自分に合う方法を選ぶことが大切。

継続できると思える学習方法を見つけて、積極的に取り組んでください。

スマート・チューターは、10日間の無料体験プログラムを提供しています。

本番のレッスンとまったく同じ環境で10日間お試しできるので、気になる人はぜひ試してみてください。

「英語学習がこんなに楽しいなんて」と思っていただけること請け合いです。