日本ではバイリンガルがそう珍しくはない時代になり、トリリンガルも多くなってきたイメージがあります。
ある調査によると、世界のバイリンガル率は約40%、世界人口の約半数が2ヶ国語を操れるそうです。 それに対してトリリンガル率は約10%、3国語を話す人はまだまだ少ないことがわかります。
トリリンガルの需要は今後も高まっていくと思われ、トリリンガルを目指そうとする人も増えている様子。
本記事では、トリリンガルの概要から、トリリンガルになるために有効な学習方法まで幅広く解説しています。
1.トリリンガルとは
トリリンガルという言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、その語源については知らなかったという人も多いのではないでしょうか。
「トリリンガル」は、3ヶ国語を話す人のことです。
冒頭でも触れていますが、2ヶ国語を話す人は「バイリンガル」と呼ばれます。
トリリンガルは英語で「trilingual」、話す言語が増えるごとに、2を表す「バイ」、3を表す「トリ」、4を表す「クワド」となっていきます。
トリリンガルの「リンガル」は造語で、言葉を意味する「lingua」と、聖地つを意味する「al」を組み合わせており、数についてはラテン語の数字からきているそうです。
2.トリリンガルになるには
トリリンガルは「3ヶ国語脳」を持っているという説もあります。
トリリンガルになるためには、どのような勉強をするのが効率的なのでしょうか。
基本の母国語から始める
バイリンガルも同様ですが、第2外国語を学ぶには母国語の学習が非常に重要になります。
特に、年齢の低い時期にその年齢に合わせた語学を学ぶことが重要です。
学習のタイミングを逃してしまうと、年齢を重ねてから再度学ぶのは苦労するといわれています。
母国語の会話を習得するのは4歳から6歳だといわれていますので、この時期にしっかり母国語の基礎を抑えておくことが、トリリンガルになるための第一歩です。
その後、10歳くらいになると抽象的な語彙が増えていく時期に入ります。
この時期にしっかり母国語で抽象的な語彙を習得しておかないと、第2外国語を習得する際にも語彙が広がらず、ごく一般的なコミュニケーションしか取れなくなってしまうのです。
複数の言語を話すけれど、十分な会話力がない人を「セミリンガル」と呼ぶことがあります。
セミリンガルを防ぐためには、この幼少期の母国語学習が大きく影響します。
参照資料「外国語が母語に与える影響」
受験英語から実践英語
日本の場合、最近では小学校から英語の授業を取り入れている学校も増えていますが、これまでは中学で英語を学び始めるケースがほとんどでした。
授業や塾で英語を学び、高校受験、大学受験に向けた英語を学びながら、何年も英語と関わっていきます。
しかし、実際に海外に出るなど、実践向けの英語力が必要になった人は、これまで学んできた受験英語がまったく役に立たないことに気づくはずです。
英語の授業の中では、発表などで英語を話すことがありますが、受験英語では英語を実際に話すことはありません。
何100、何1000の単語を覚えても、実際に発音することができなければ意味がないのです。
海外に出て受験勉強で学んだ英語を話そうとしたけれど、発音が悪くほとんど通じなかった…という経験をもつ人もいます。
トリリンガルになるためには、受験英語から実践向けの英語にシフトすることも大きなポイントです。
トリリンガルを目指すのであれば、受験英語とは異なる英語を学ぶ必要があります。
英語の次に学ぶ言語
日本人であれば、トリリンガルを目指すべく英語の次に学ぶ言語として、「中国語」、「スペイン語」、「韓国語」を選ぶ人が多いようです。
中国語は現在とても注目されている言語で、日本人が学びやすく需要が高い、おすすめの言語だといわれています。
3.トリリンガルのメリット
トリリンガルを目指すことには、さまざまなメリットがあります。
以下に、代表的なトリリンガルのメリットを3つご紹介します。
日本人には少ないトリリンガル人材
日本も最近はバイリンガルが珍しくない時代になりましたが、昔は外国よりもバイリンガルは少ない国でした。
実際に、英語ができるけれど英語圏以外の国では英語があまり通じなかった、という経験をもつ人も少なくありません。
もちろんトリリンガルはたくさんいるのですが、外国と比べるとやはりトリリンガル率は低め。
そのため、就職ではトリリンガルとアピールできると、就活先から興味を持ってもらえる可能性が高いです。
最近は、何らかの形で海外とやり取りする必要がある企業が増えています。
これまでは主に英語ができれば十分活躍できましたが、今は中国と取引をしている企業も多いですし、アジアを始め外国に拠点を設けている企業も少なくありません。
語学を活かせる場所はたくさんあるので、トリリンガルの能力を発揮する環境は十分整っています。
より多くの国籍の方とコミュニケーションがとれる
日本はもちろん、英語圏以外の外国でも第2外国語としてまず英語を学びます。
そのため英語ができれば世界に出ても多くの人とコミュニケーションを取ることができますが、英語圏以外の国に出入りすることになると、やはり英語が通じにくいところはまだまだあります。
そのような国に旅行や仕事で出向いたときに、第3外国語を習得していれば、より多くの国籍の方とコミュニケーションを取ることができるのです。
実際に、英語ができるけれど英語圏以外の国では英語があまり通じなかった、という経験をもつ人も少なくありません。
4.英語・中国語・日本語・台湾語・フランス語の五ヵ国語を操るPlusOne CEOの言語習得方法
「VRスマート・チューター」を開発したPlusOne CEO Jon Su氏は、なんと英語・中国語・日本語・台湾語・フランス語の五ヵ国語を習得しています。 トリリンガルを目指す人に向けて、PlusOne CEOがおすすめする語学習得方法を特別にご紹介します。
学びたい言語のインプット環境にする
まずは、自分が学びたい言語をたっぷりインプットできる環境にもっていくことが重要です。
例えば、今はパソコンはもちろん、スマホやタブレットなど、さまざまな端末を日常的に使用しています。
これらの言語設定を、学びたい言語に設定してしまうこと。
例えばこれから英語を学びたいのであれば、今日本語しかできなくても、端末の言語設定を英語にしてしまうのです。
すると、強制的に毎日英語に触れることになりますので、少なからず英語力が身についていきます。
次に、これはよくいわれることですが、映画を英語で見るなど、日頃触れるものも極力学びたい言語で見るようにする。
好きな映画を字幕なしで観ていたら、そこで使われている英語は使えるようになるケースはとても多いです。
必ず毎日アウトプットする
受験英語の話でも触れていますが、語学は聞いたり読んだりするインプットだけでは成り立ちません。
必ず自分で話す必要が出てきます。
そのため、どれだけ英語を見たり本を読むなどしてインプットしても、実際に話せなければコミュニケーションを取ることはできないのです。
毎日短時間でもいいので、必ずアウトプットする時間を作ることも、とても重要になります。
インプットしたらアウトプットをする…ということを繰り返すことで、語学力として身についていきます。
自分の生活に関連付けて語学を学習する
語学と一言でいってもかなり幅広く、現段階では必要としない語学もあります。
自分はどんな場面で外国語を使うのかを考え、必要な語学だけを学ぶように意識することも、語学習得の効率化に有効です。
例えば、日常会話が不自由なく学べれば十分な状況であった場合、ビジネス英会話を学ぼうとしてもモチベーションが上がりませんし、非効率です。
ターゲットの語学であれば何でも学ぶ…ということではなく、今自分に必要な語学、また今自分が学びたいと思っている語学に絞って学習するほうが、楽しく前向きに学べます。
あとは、できる限り英語を自分から発する機会を増やすことも効果的です。
例えば自分が英語を学びたいとして、普段は日本語でコミュニケーションを取っている英語圏の友人がいるとします。
その場合は、「絶対に会ってから5分は英語で話す」と決めて、どんな状況であっても必ず最初の5分は英語でコミュニケーションを取るのです。
確固とした意思をもって継続することで、効率的に語学力を高めることができます。
5.日本人が効率よく英語を身につけるならAI×VRスマート・チューター
「VRスマート・チューター」は、効率よくビジネス英会話を学ぶことができる英会話学習方法です。
最短で英会話を習得できるように考え抜かれたカリキュラムが組まれています。
ビジネス英会話を学びたい人に向けて、VRスマート・チューターの魅力を以下にご紹介します。
最も効率的な英会話
VRスマート・チューターは、ビジネスの場面を何通りも用意して、その人に必要な英会話力を習得できるように構成されています。
例えば、外資系の企業で外国人の同僚と会議やミーティングをすることが多い人もいれば、社内は日本人だけだけれど、取引先に外国人がいる、というケースもあります。
また、業務では英語を使わないけれど、外国人の同僚とランチタイムなどにコミュニケーションを取ることが多い、という人も。
VRスマート・チューターは、このように必要とする英会話を重点的に学べるよう、複数のプランが用意されていますので、効率よく英会話を習得することが可能です。
もちろん、ほかのシチュエーションの英会話を学びたいということであれば、プランを変更することも可能。
急いで必要なビジネス英会話を身に着けたいという人にぴったりです。
また、VRスマート・チューターではAIが発音を客観的に分析・評価して、適切に修正箇所を指導してくれます。
発音だけではなく、相手に伝わりやすい抑揚をつけられているか、相手の目をきちんと見て話せているかというところまでしっかり分析してくれるので、実践向けの英会話力を身につける際にも効率的です。
英語学習の習慣を身につけられる
VRスマート・チューターは、自分の好きな時間に楽しく英会話を学ぶことができるので、「継続できない」ということがありません。
また、「1回1時間」など時間が決められていないので、時間が空いたときに10分でもレッスンすることが可能。
こうした手軽さと効率性から、トリリンガルを目指すために重要な「毎日必ずアウトプットする」ことを確実に実行できます。
気が済むまで繰り返し練習
VRスマート・チューターは、VRを装着するとバーチャルながらもリアリティのある世界で実践的な英会話を習得できるカリキュラムが組まれています。
レッスンはカリキュラムに沿って進んでいきますが、もしAIとの会話の中で気になるフレーズがあった場合、そこでったん停止して何度も発音練習をすることが可能です。
英会話教室など、講師が相手だと急に何度も同じフレーズを繰り返すのは違和感がありますが、VRスマート・チューターは相手がAIなので、マイペースにレッスンを進められます。
テキストやCD、アプリなどであれば自分の好きなところで停めて繰り返し練習することが当たり前にできますが、相手がいるレッスンだとなかなか自分の思うようには進められないものです。
しかしVRスマート・チューターの場合、相手は人間ではなくAIなので、相手のペースを気にすることなくどんどん自由にレッスンできます。
自分のペースで英語学習ができる
一般的に、短期間で英会話を習得しようとする場合、英会話教室に通うことを思い浮かべる人が多いと思います。
しかし、「毎週◯曜日に☓時から」と決まっていると、急な残業や用事などで行けない日が出てきてしまいます。
コロナ渦によって英会話教室の開講自体が難しくなってしまった時期もあり、せっかく入会しても行けなかったという人も多いでしょう。
そこで、コロナ渦以降一気に普及したのが「オンライン英会話」です。
自宅いながらネイティブの講師とレッスンができることから人気を集めましたが、こちらも人気のある講師はすぐにレッスンがいっぱいになってしまいます。
自分のスケジュールに合わせて、英会話学習ができないと感じる人も少なくないようです。
その点VRスマート・チューターは、24時間いつでも自分の好きなときに英会話学習を進めることができます。
実際にVRスマート・チューターを活用している人の口コミでも、気が向いたときにすぐ学習に入れる点は高い評価を得ています。
6.VRスマート・チューターの英会話学習を10日間無料で体験してみよう
VRスマート・チューターでは、10日間の無料体験サービスを提供しています。
Web上から申し込むと、自宅にVR機器が届いて本番のレッスンとまったく同じ内容の英会話学習を体験することが可能です。
体験時には、日本人のコンサルタントとオリエンテーションが行われ、現在の英語レベルやどのようなビジネス英会話を学びたいか、といったヒアリングがあります。
これらの情報をもとに、最適なプランを選んでもらった上でレッスンを開始できるので、とても効率的です。
またこれまでVRを操作したことがない人に向けて、VRの操作もオンラインでしっかり教えてもらえるので、レッスン開始時に戸惑ってしまう心配もありません。
無料体験は1週間程度のサービスが多い中、VRスマート・チューターでは10日間とたっぷりVR英会話を体験できますので、じっくり検討することができます。 これからビジネス英会話を習得したいと考えている人、VR英会話に興味がある人は、ぜひVRスマート・チューターの10日間無料体験を利用してみてはいかがでしょう。
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