英語研修に革命を起こすためのプロセス!デジタルプロダクトを活用して安定したパフォーマンスを実現する

 
 
 

1.コロナ期間で感じた対人研修への素朴な疑問

ある人事担当者が、社内研修として英語研修を導入することになりました。外部の英会話スクールから担当講師が複数人、ローテーションで派遣されることになりました。

最初のうちは、社員たちは熱心に研修に参加し、講師の指導を受けていました。しかし、しばらくすると、講師のクオリティにばらつきがあることがアンケートや成果報告の過程で明らかとなりました。

一部の講師は、授業内容が分かりやすかったり、性格の一致によって社員たちからも好評でした。一方で、中には、対人特有の性格が合わなかったり、授業の進行が不十分な講師もいました。

研修生の中には、講師に気疲れしてしまい、研修に参加することが苦痛と感じてしまう人もいました。また、講師の指導能力によって、研修生の英語力にばらつきが生じてしまったため、研修の成果を実感できないといったクレームも人事担当者の耳に届くようになりました

 
 
 

2.講師の違いで生じる典型的な英語研修の課題

現代では英語研修は、ビジネスにおいてますます重要になってきています。しかし、講師によっては、異なるアプローチやスタイルを取るため、研修プログラムで生じる典型的な課題があります。ここでは、講師の違いで生じる英語研修の課題をいくつか紹介します。

 

・講師の能力差による授業の質のばらつき

講師の英語力や指導能力に差がある場合、授業の質にばらつきが生じることがあります。両方の能力を持ち合わせていなければ満足のいく研修とはなりません。また、同様の金額を支払っていても研修の差が発生してしまうと投資対効果が得られません。

 

・対人関係で生じる人間関係の問題

研修を行う講師の性格は様々であり、研修生によっては苦手と感じるような講師がいることも少なくありません。ビジネスに特化した英会話となると相手に気を使わなくてはならないという気疲れが生じることもあり、研修そのものが億劫となってしまうことがあります。

 

・文化の違いによる誤解や不信感の発生

講師の出身国や文化背景によって、言葉のニュアンスやコミュニケーションスタイルに違いがある場合があります。異文化の度合いが大きすぎる状況に身を置くことは大変なストレスを伴います。業務とは別にこのような環境におかれてしまうと研修生は次第にモチベーションを維持できなくなってしまう問題へと繋がっていきます。

 
 
 

3.成果を創り出すために注目したいDXと英会話の関係

上記の問題を解決するにあたって、ある人事担当者が、知人の人材育成プロフェッショナルに相談してみたところ、「ちょうどその件を最近扱った」ということで、アドバイスをもらいました。

そこで人事担当者は、対人を主としないテクノロジーを活用した研修の導入を検討し、まずはトライアルでDX化が進んだ英語研修を進めることにしました。具体的には、AIやVRなどの技術を用いた最先端の英会話研修を行うことでした。

実際に、AIやVRを用いた語学研修では以下のような研究成果が発表されています。

 

AIと音声認識技術を用いたグローバル人材の英語スキル習得支援システムの構築」

この研究では、英語のリスニングとスピーキングのトレーニングを行うために、音声認識技術を利用した練習問題やAIによる自動採点システムが開発されました。また、音声合成技術を用いて、ユーザーが発音した英語のフィードバックも提供されます。

この学習支援システムは、オンラインで利用でき、ユーザーの学習履歴や進捗状況を管理を行い、また、グローバルなビジネス環境で必要な英語表現や文化的背景についても学ぶことができるというものとなります。

 

「AIによる英語学習支援ツールの開発と評価」

この研究ではAIによる自動採点や、音声認識技術を利用した発音チェックなど、様々な機能を備えた英語学習支援ツールが開発されました。また、学習者の学習履歴や成績を管理することができるようなデータベースを作成したうえでの研究となっています。

ツールを利用したグループと利用しなかったグループを比較した結果、ツールを利用したグループの方が、英語のリスニング力とスピーキング力が向上したという結果となっています。

 
 

上記2つの研究において、評価実験を行った結果、これらのシステムを利用した学習者は、主にテキストブックを教材に使った従来の学習方法と比較して、より高い英語力を身につけることができたと報告されています。

これらのような事例もあるため、人事担当者はこの分野における研修形態に関心を持つようになってきました。

 
 
 

4.DXを活用して得られる語学研修の大きなメリット

実際、AIの活用により、学習者の理解度や学習スピードを把握し、適切な課題を提供することができます。また、会話練習においては、自然言語処理技術を使った音声認識や発音修正システムを利用することで、ネイティブの発音や表現により近づくことができる練習が可能になっています。

一方、VRを活用することで、実際に海外で外国人を相手に話しているかのような感覚で、リアルな英会話の場面を再現することができます。また、海外の文化や習慣に触れることで、より実践的な英語学習ができるようになっています。

これらの技術を活用することで、従来の研修形態では実現できなかった、個人に合わせた学習やリアルな練習、実践的な英語学習が可能になります。また、AIやVRなどの技術を使うことで、対面研修に必要な講師の人件費や日程調整のやり取りなど、コストや労力を大幅に削減できます。

 
 
 

5.デジタルプロダクトを通して得られた効果と学び

参加者は、VRの仮想人物を相手にストレスを感じることなく練習でき、自宅で好きな時間に練習することができました。

また、AIのリアルタイムで正確なフィードバックにより、研修の質が担保されているため、効率的な練習により求めていた成果を獲得することができました。

結論として、DX化が進んだ英語研修は、従来の対面形式の研修に比べ、より確かな成果を得ることができています。

今後は、テクノロジーを駆使した語学研修がますます普及していくことが期待されます。

Smart Tutorでは全員に対して高い品質の研修を提供を行ったり、研修の進捗に応じた学習進捗のモニタリング、また進捗が芳しくない研修生には個別フォローアップを行うことでパフォーマンスを安定させています。

 
 
 
 

6.PlusOneが提供するサービスの強み

現在、PlusOneではSmart TutorというVRとAIを組み合わせた効果的な研修を提供しています。

 

・講師の能力差による授業の質のばらつき

Smart Tutorでは、Aiを組み合わせた教材により、受けるユーザーに合わせた研修を行うことができます。研修を行うために必要な情報や方針に偏りがなく、インプットとアウトプットの両面から英会話を行うことができるため、高い投資対効果も得られます。

 

・対人関係で生じる人間関係の問題

仮想空間上の人物との会話で英語を学んでいくことが可能なため、相手に対する遠慮や気疲れが生じることがありません。講師とのトラブルやクレームが発生しないため、研修担当者はそれらに割く時間を減らすことができます。

 

・文化の違いによる誤解や不信感の発生

VR上のAIが相手であることにより、異文化に対する考慮しなければならないことが減ることで、利用者のストレスが軽減されます。ストレスの緩和によって、より英会話に集中できるため、大きな効果が期待できます。

 
 
 

7.お客様の声

・人事担当者の声

「講師を派遣するような今までのモデルではトラブルやクオリティ、費用などの考慮すべき点が多かったが、Smart Tutorではそれらの問題が一気に解決できたのが大変良かったです。それらに充てていた時間を他に回すことができ、余裕をもって仕事に取り組めるようになりました。」H社Sさん

 

「講師と研修生との間で生じていたトラブルやクレームがなくなったことに感動しています。研修生は相手を気にせずに集中できるという点にとても魅力を感じているようで、実際の成果としても数字に上がっているのが素晴らしいと思います。」S社Eさん

 

・ユーザーの声

K.Hさん(コンサル経営コンサル経営)

「初心者に優しいです。とにかく世界に入るので集中しちゃいます。自己紹介モードでは、文法ぐちゃぐちゃで単語のみで一生懸命伝えても、AIが意味を理解して質問してくれたりします。発音やスピードやなんとミーティング中の目線なんかも指摘してくれるので、スピーキング練習には最高です。CG相手だから、緊張しないのがとにかくいい。」

 

E.Mさん

「機械相手ではなく、本当のネイティブの方と自然なコミュニケーションの練習ができた点が役に立ちました。」

 

J.Oさん(初心者ユーザー(TOEIC 400-600)の方)

「時間を気にしないで、何度も練習できました。どこに発音の問題があるか明確になるのもよかったです。対人だと、そのあたりは講師の質やスタイルに左右されてしまうので、大変に使いやすく効果を感じました」

 
 
 

8.参考

・https://www.ipsj.or.jp/08editt/dc/data/overview.html